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湾岸製・エキマニ インプレッション 【第1回目】
 
 ▼ サブフレーム外しより効果的
 
 まあ、どんな社外エキマニに入換えても言える事であるが、社外のエキマニは軽い。
 純正と比べて、およそ平均で10Kg 近くは軽くなる。
 ( それだけ純正はメチャ重いのだ(笑) )
 
 対するサブフレームは11Kg。
 「 じゃあ、サブフレームを外すほうが軽くなるじゃん? 」
 って思う人も多いだろうが、忘れちゃならないのが付いている位置。
 そう、サブフレームは車体の1番下にあり、エキマニはサブフレームよりも上にある。
 
 軽量化する場合、上にある物ほど効果があるので ( 重心位置が低くなり、走りも安定する )
 エキマニで10Kgも軽くなれば、サブフレーム外しに匹敵するのだ!
 
 また、サブフレームは、フロントバンパー下から、フロントドアの下ぐらいまで伸びている。
 つまり、サブフレームの全重量はあくまでもフロント車軸をまたがっているのに対し、
 エキマニは完全にフロント車軸より前方にある。
 
 軽量化の原理として、クルマを中心から見て車軸の外側にある部分を軽くするほうが
 より効果的なので、完全に車軸前方( 中心から見て車軸の外側 ) にあるエキマニが
 軽くなるほうが断然有利。
 
 しかも、フロントのボディー剛性をキープしたまま軽量化できるのだ!
 
 ただ軽くなれば良いってもんじゃあない。
 軽量化の本質と原理を考えて、より効果的に、より効率よく賢く行こうぜ!
 
 ▼ 湾岸製・エキマニの特長
 
 さて、湾岸製のエキマニだが、取付けてまず気付くのが 「 音 」 だ。
 普通( ノーマル )のボクサーサウンドが、「 ドドドドドドドド 」 って感じだとすると、
 湾岸製・エキマニは、「 ドッドッドッドッドッドッドッ 」 って音になる。
 
 そうなのだ、排圧が高くなっているのだ!
 
 まるでボアアップして排気量が増えたように、とても同じ排気量とは思えないほどだ。(笑)
 そのぐらいひとつの 「 ドッ 」 の音が圧縮されて排気流速が高まっているのが判る。
 
 前回のレポート でも書いた通り、このエキマニは排気干渉を上手く利用して
 排圧を高めて流速UPしている。 これは等長タイプにはない排気効率の上がり方だ。
 
 音量的には普通( ノーマル )のボクサーサウンドよりも音が大きく、強調された感じだ。
 ( 計測したワケじゃないが、少なくともそう感じる )
 
 実際に走ってみると、この強調されたボクサーサウンドは、そのままエンジンの回転に
 比例してテンポが速くなり、中回転域へ入ってもその音は無くなるどころか、一層元気を増す!
 ボクサーサウンド好きの人には、たまらなく魅力的なエキマニだね。(^^ゞ
 個人的な感想としては、「 アクセルを踏む気にさせる音 」 だ。
 結構、そそられるぞ〜 (笑)
 
 また、この強調されたボクサーサウンドのテンポを聞けば、
 ある程度のエンジン回転数が判るので、いちいちタコメーターを見なくても
 シフトタイミング
をはかりやすい(笑) ← 慣らし中には便利です(^^ゞ
 
 まだ慣らし中なので、吹け上がりやパワーに関してのレポートは書けないが、
 ともかく、低中回転域が使いやすい。
 単にトルクUPとかパワーUPとか言う前に、排気流速UPのおかげでレスポンスが良く
 なおかつ、排圧が高いので元気いっぱいって感じのエンジン音なのだ!
 
 湾岸製・エキマニは、ただボクサーサウンドを残すだけじゃなく、より魅力的な音にして、
 しかもそれが排気効率UPに繋がっている所が、なんともニクイ演出である。(^^ゞ

 こう言った 「 こだわり 」 の開発コンセプトは、スバリストにとって非常に嬉しい!
 今は何はともあれ、高回転までブン回してみたい! (笑)
 それがとても待ち遠しく、今1番の楽しみとしてとってある部分だ。
 
 次回へつづく・・・・