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DIY 基礎系

失敗する人と成功する人
 

失敗する人と成功する人

 
当サイトでは、 …と言いますか当サイトの前身である私個人のホームページだった 1990 年代の頃から ネット通販のような事を行って来ています。

流石にこれだけ長くやっていると、今まで頂いた様々なご相談やご質問の中には、ある特定のパターンや 傾向のようなモノが見えて来ます。

今回は、その中から DIY をする上で注意すべき点である 「 失敗するパターン 」 と 「 成功するパターン 」 の お話しをいくつか取り上げてみたいと思います。


・ 説明文をしっかり熟読しましょう
通販という形態である以上、情報源としては 「 基本的に文章のみ 」 であるワケですから ホームページ内の説明や、メール、付属の説明書などをしっかりと熟読しましょう。
読んで理解することが最大の 「 成功の秘訣 」 です。
DIY 慣れした人や、プロの業者の人ほど、この失敗をする人が多いのが実情です。
説明書を飛ばし読みしたりすると、注意事項を読み落としがちとなり、当然ミスする確率が上がります。


・ よく判らないまま作業をしてはいけません
「 多分こうだろう 」 など、よく理解できてないまま作業を進めるのは失敗のもとです。
それがあとで取り返しの付かないミスに繋がる事もありますから、よく確認をしましょう。
説明書を読んでもよく判らない場合は、メールで質問して確実に理解するようにしましょう。


・ DIY 慣れしていない場合は、2人以上で作業しましょう
どんな事でもそうですが、1人でやっているとミスしても気付きにくいです。
ひとつの作業を 2人以上で確認しながらやる事により、ミスする確率も減りますし、作業内容に対する 理解も深まります。


・ 配線作業がある DIY の場合は、必ずバッテリーを外してから作業しましょう
失敗する場合の多くが、バッテリーを外さずに作業をしています。
配線作業の途中で気が付かないうちにショートさせてしまう事もありますので、非常に危険です。
面倒がらずに作業の基本として絶対に守りましょう。
なお、電動シート付きの車両で内装系の DIY をする場合は、バッテリーを外す前にシート位置を後に下げて 作業スペースを広めに確保しておきましょう。
( バッテリーを外すとシートが動かなくなるため )


・ 必要な工具を揃えましょう
DIY をする上で、ある意味、最も重要と言えるのは 「 工具 」 です。
なぜなら、持っている工具の範囲でしか作業が出来ないからです。
適切な工具を使わずに何か別の工具で代用するのは失敗のもとです。
高級な物を揃える必要はありませんが、あまり安い物だとすぐに壊れて使えなくなったりしますので、 安すぎない価格の物を購入すると良いでしょう。


・ 時間には余裕をもって
作業をする場合、時間に余裕をもって開始するようにしましょう。
時間の余裕が無いと、どうしても焦ってミスしがちです。
また、長引きそうだと感じたら、一旦休憩を入れたり、続きは後日に行うなど、なるべく余裕をもって 作業することが成功する近道です。


・ 天候にも気を付けましょう
屋内の駐車場や屋根付きの作業スペースでない場合、天気予報で天候を調べてから作業しましょう。
作業途中で雨が降り始めると大変です。
最近はゲリラ豪雨もありますから、注意しましょう。
それと、ECU の書き換えを DIY でする時は特に要注意です。
落雷の影響を受ける事もあり、それにより ECU が壊れる可能性もあります。
天気の悪い日、悪くなりそうな時は特に気を付けましょう。


・ 無闇にバラさない
取付作業をする際、多かれ少なかれ、内装や外装をバラす事があります。
説明書に取付方法として内装・外装のバラし方が記載されている場合は、それをよく読んで手順どおりに 作業を進めましょう。 
手順を間違えると壊れてしまう事もあります。要注意です。
また、部品を取り付ける際に部品自体を一旦バラす場合もあります。
この時も手順を必ず守るようにしましょう。
それと、本来はバラす必要がないのに、買った部品をバラしてみたくなる事があります。
この 「買った部品を必要以上にバラしてみたくなる気持ち 」 は、メカ好きの人に多いようです。
実は、これを書いてるこの私もその傾向があります (笑)
市販の物は大概の場合、無闇に分解しようとすると壊れますから、その気持ちを抑えて分解しないように しましょう。


・ 最初からカスタマイズしない
DIY の楽しみ方として、キットをそのまま取り付けるよりも、自分なりに色々と手を加えたい人も多いことと 思いますが、例えば電子系アイテムの場合は、一旦デフォルト状態で取り付けてみて、説明書どおりに 正しく動作するのを確認してからカスタマイズをしましょう。
最初から手を加えてしまいますと、作業ミスした場合にどこで間違えたのか見つけるのに手間取ります。
更にその混乱から、いじり壊してしまう事も多いので要注意です。
最初は説明書に書かれた方法で取り付けて、ひと通りの動作確認をしましょう。
独自のカスタマイズはその後からやるのが良いです。


・ 最初から設定をいじらない
これは上記の 「 最初からカスタマイズしない 」 と同様です。
例えば、電子系アイテムで最初の起動時に初期設定を強制させられる場合は別ですが、そうでない場合は 設定をいじらず、デフォルト状態でひと通りの動作確認をしましょう。
車両個体差による調整や自分好みの設定にするのは、そのあとにしましょう。


・ 取付後はしっかりと点検・確認する
ネジの締め忘れがないか、コネクター類は全て繋いだか、配線を結線した場合はそれが正しく出来ているか 取付後に 「 行った作業をもう一度振り返るように 」 点検・確認を行いましょう。
これをしっかり行うことが失敗しないコツのひとつと言えます。
それと、車に車検があるのと同じように、DIY で取り付けた物も定期的に取付状態を点検・確認しましょう。


備考

記事掲載日 : 2017/10/28