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チューニングカーと慣らし運転
 
チューニングにおいての最近の傾向
 

チューニングカーと慣らし運転

 
近年、一般的な車両では慣らし運転をする人は減少している。
…というか、多分ほとんどの人がやっていないだろう (笑)

では、チューニング車両ではどうなのか?
例えば、メーカー製チューニングカーと言われる STI 車両の 場合はどうなのか?

それと最近主流の ECU チューニング車の場合など、
新車じゃなくてもチューニングした時は慣らし運転すべきなのか?

今回はこのあたりのホントのところのお話しです。



まず、一般的な車両の場合、慣らし運転は本当に必要か? 
車をただの移動手段のひとつとして考えるならば答えは簡単、 「 不要 」 です。

しかし、愛車として、趣味の物として考えるのであれば 当然これは 「 必要 」 です、という感じでしょうか。

正直なところ近年の車の性能は、慣らしを必要としていない レベルの出来であるのは言うまでもないですからね。
だからこそ、一般車両ならばほとんど気分的な問題とも言えます。



だけど、これがチューニングカーだった場合、特にエンジンを 手で組んだようなスペシャルなヤツだったら慣らしは 「 必須 」 です。
慣らし運転は絶対に行いましょう。
ボアアップ車とかエンジンに手を入れた物ならこれは当たり前。

ピストンとシリンダー精度など、パワーを出すための仕様なら じっくりと慣らし運転をして各部を馴染ませておくべきです。
これをやる・やらないで、その後の性能に関わって来ますからね。


メーカー製チューニングカーと言われる STI 車両の純正新車ならば 「 やらないよりは、やったほうが良い 」 かと。
( 実際、やってない人が多いようです。。。 )

特にエンジンだけでなくミッションやデフなど、メカニカルな部分は 慣らし期間中にこまめにオイルを交換しておきましょう。

こういったメンテは、単純にコンディションの維持だけでなくて リコール等の不具合の発見にも活かされるため、ちゃんと定期的に ディーラーで見てもらうのがお薦めです。

STI 車両ではない、スバルのターボ車の場合も上記と同様かな。
ハイスペックなターボ車ですから、慣らし運転ときちんとしたメンテを 行う事で車の寿命もかなり変わって来るでしょう。



では、新車ではなくて、マフラーやエアクリなどのエンジンに影響 があるパーツを交換した時はどうなのか?

これは、「 ECU をリセットして慣らし運転をする 」 が正解。
それとオイル交換や各部の点検もしておくのがお薦め。

パーツを変えたらすぐにでもその効果が試したくなってしまいますが、 そこはグッと堪えて、最低でも 1時間ぐらいは慣らしをしましょう。

慣らしをする事で、マフラー等の交換後に合わせた ECU の再学習が 行われてパワーを引き出しやすくします。


ちなみに ECU のリセットは、バッテリーを外してしばらく放置。
これで自己学習がクリアされて次にバッテリーを繋いだ時から 新たに自己学習を行うようになります。

なお、バッテリーを繋いで最初に車両の電源をオンにする時には エンジンをかけずに電源だけオンにして、ゆっくり 10秒数えてから エンジンをかけましょう。

この 10秒程度の間に、ECU は最初のセルフチェックを行いますので エンジンをかけようとしたり、アクセルを踏んだりしてはダメです。
これは必ず守るようにして下さい。





備考

記事掲載日 : 2019/05/06