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最新! 「 最適ミッションオイル情報 」
この製品の問い合わせ先 → STi東京
 ▼ RED LINE  SHOCKPROOF GEAR OIL
   
 
 ■ スバル車のミッションに最適なオイル。。。
 
 一般的に市販されている高性能ミッションオイルは、柔らかめのモノが多いせいか、
 「 ギヤの入りが悪くなった 」 と言う意見が多いようだ。
 これは、ただギヤが回るだけでなく、ミッションのようにシンクロがあったりする複雑な機構には
 オイル自体にある程度の粘りや固さが必要だと言われているためだろう。
 
 特にスバルの場合、インプレッサを始めスポーツ志向の強いメーカーであり、
 他社と比べると独自のメカニズムが多く存在する。
 また、全体的に見ても走りのスポーツ性を追求するために、余計な機構が少ないので
 オイルの性能がダイレクトに反映してしまうようだ。

 そう言った意味でもスバルにマッチするオイルと、そうでないオイルはハッキリとは分かれ、
  「 粘り 」 と 「 潤滑性能 」 と言う、相反する性能をバランス良く持つオイルこそが
 スバル車に適していると言えるだろう。
 
 ■ 追求に終わりは無い・・・
 
 STi 東京では、実戦の競技を通じて様々なオイルをテストして来ている。
 その中でも、UNOCAL 76 オイルがスバル車のミッションに非常に良くマッチして
 超お奨めオイルだと言う事は、もう皆さんお馴染みの事ですよね。
 
 しかし、ひとつ良いモノが見つかっても、それで満足しないのが彼等のスゴイところ。(笑)
 もっとも、実戦の中では 「 常に、更に上を求める姿勢 」 は、ごく自然なスタンスだよね。
 
 また、GC8型の頃と比べて、GD型ではミッションが大幅に変更されたし、
 ミッションオイルもオイルポンプを使って強制循環するようになったので、
 GD型6速ミッションには、違うオイルが良いのかも? って疑問も当然でてくるワケだ。
 
 ■ 76オイルを入れた時は。。。
 
 まず納車された時には、2速や1速へギヤを落とす場合に回転を合わせてやらないと
 ギヤが入らなかった。 まあ、スバルだからこれぐらいは当たり前なんだけどね(笑)。
 
 ところがこのGD型の6速ミッションに76オイルを入れてしばらくすると、あれほど入らないと
 思っていたシフトダウンも 「 スコンッ 」 と軽々入ってくれる。
 
 無論、シフトダウン時だけでなく普通にシフトアップする時も、76オイルを入れる以前は
 固くて 「 グゴッ 」 と言うような重たい感触と 「 ガショッ 」 って感じの音がしていた。
 まあ、「 新車時は固い 」 のが当たり前で、これで 5,000Km も走ればこなれてくるのだが、
 76オイルを入れると、1,000Km も走らなくても、手応えは軽くなってくるのだ。 
 
 「 やっぱり、さすが76オイルだね〜 」 って思っていた矢先に、
 「 更にシフトフィーリングが良くなるオイルを見つけた! 」 と、連絡が・・・・
 
 ■ RED LINE オイル
 
 そこで紹介されたのが、この RED LINE 社のギヤオイル!
 
 冒頭でも述べた通り、スバル車にマッチするためには、オイルの粘りと潤滑性能がカギとなる。
 ここで実際に手で触ったりオイルの流れ具合を見て、76オイルと比較してみる事にした。
 
 なお、オイルには固さなどを表す規格表示があるが、この規格はある意味とても当てにならない。
 表示よりも柔らかめだったり、逆に固めだったりするのはよくある話。(^^ゞ
 それに、粘りと潤滑と言う相反する性能をひとつの規格で判断するには無理があるだろう。(笑)
 
 だから、実際に触ったり流れ具合を見て比較しなければ、オイルの本質を見られないワケだ。 
 
 ▼ UNOCAL 76 オイルとの比較
   写真では判りにくいが、、、(;^_^A アセアセ
 
 左の深緑色のほうが RED LINE
 
 右の薄い黄色のほうが、UNOCAL 76
 
 
 
   カッティングシート用のシール台紙を
 CDケースに貼り付けて、そこに両方の
 オイルを出して、斜めにしてみた。
 
 ※ シール台紙はビニールコーティングされた
   滑りの良い紙です。
   平らにするためにCDケースに貼りました。
   76のほうが、早く流れ落ちます。
 
 流動する時の粘り具合は RED LINE のほうが
 粘りますね!
 
 
   実際に指で触ってみると、、、、
 
 RED LINE のほうが柔らかく感じます。
 不思議ですね〜 (^^ゞ
 
 物に塗布した時は、76のほうが粘ります。
 
 ▼ 総 評
 
 この2つのオイルを比べてみると、流れ具合は、RED LINE オイルのほうが粘り、
 触った感触や物に塗布した時の粘りは 76 オイルのほうが粘る。
 
 一見すると全く逆のアプローチで作られたオイルのようだが、粘りと潤滑のバランスは
 どちらも甲乙付けがたく、共に良い感じと思われる。
 
 実際にGD型6速ミッションに入れ換えてしばらく走らせてやると、
 
  ・ 76オイルの時はシフト時に 「 カシャッ 」 と軽い音がしていた。
   これはこれで、軽い感じでシフト出来ていたので、そんなに違和感は感じていなかったが、
   RED LINE を入れてからは、やや音が小さくなったようだ。
 
  ・ シフト時の感触を言葉で表すのは非常に難しいが(笑)、あえて書くとすれば
   「 ヌッ 」 と言う感じで滑らかに入る感触がある。
 
  ・ シフトアップ、シフトダウン共に入りが良い。物理的な入りの良さは76オイルも負けていないが
   RED LINE のほうが感触的に滑らかな味わいがあるようだ。
 
 
 比較実験でも判る通り、流れに対して粘りがあるためか、シフト時のギヤの動きの衝撃を
 オイルの粘りで吸収しているように感じる。 
 それに加えて、擦れ合う時は逆にサラサラ感が
あるので、フリクションロスが少なく
 決して重たくならないのが、この RED LINE オイルの特長だと言える。
 
 なお、この RED LINE オイルは、76オイルと比べて値段がとても高い (;^_^A アセアセ
 さすがに高価なオイルだけあって、高次元な性能と、滑らかさと軽さとを両立させた
 素晴らしいオイルだと思う! 
 
 ランニングコストを抑えて、リーズナブルな価格で高性能を手に入れるなら、76オイル。
 少々高くても、シフトの感触を重視して更なる高性能を望む方は、RED LINE オイル。
 
 このような棲み分けで、どちらもそれぞれに良さがあり、甲乙付けがたいが、
 「 この RED LINE オイルも、ちょ〜お奨め!! 」 って事は間違いないぜぇ〜(笑)
 
 
 ★ この RED LINE オイルに関する問い合せ先
 
    STi 東京 
 
  ※ STi 東京は 2004年9月30日をもって閉鎖されたようです。

   真に残念でなりません。。。(T^T)
 
 
   IMPREZA-NET(インプレッサ ネット)