↑ 今まで、ありそうで無かった24金メッキの平型ヒューズ ( 上の写真:左 )
接点部分の機能回復と性能維持のための接点復活剤 ( 上の写真:右 )
接点部分が24金メッキのほうが接触抵抗を減らせる事は一般的によく知られていますよね。
家庭用のオーディオでも、ピンジャックなどの接続部分を金メッキにしてあるのはよく見かけます。
クルマ用でも、オーディオ専用パーツでなら、金メッキの結線用パーツは存在したんだけど、
ごく普通のヒューズとしては、何故か今まで金メッキヒューズは存在しませんでした。(^^ゞ
ある意味、とっても待望のパーツだったと言えるでしょう。
逆に接点復活剤のほうは、それ自体は真新しいジャンルのモノではなく、電気業界ではかなり昔から
使われ続けて来たモノです。それをクルマ用としてパッケージしたモノがこのG-コンタクトです。
接点部分の汚れをあらかじめよく落としておいて、付属のハケで均一になるように塗って使います。
【 24金メッキの G-ヒューズ 】
↑ 平型ヒューズタイプ ( 上の写真:左 ) と、ミニ平型ヒューズタイプ ( 上の写真:右 )
※ なお、ミニ平型ヒューズは、現時点では開発中。写真は試作品です。
製品版は平型ヒューズのみ で、ミニのほうは後々発売開始予定。。。
※ 実売価は、2個入りで \680 円前後。 1個あたり \340 円ぐらいなのでお財布に優しい(笑)
金属の表面は、肉眼では平らに見えても、顕微鏡の世界で見ると表面はデコボコだらけで
接触面はごくわずかです。これは皆さん良くご存じの通りだと思います。
だからこそ、金メッキを施して表面的に柔らかい層を作り、接触面積を増やしてやることで
抵抗値を減らせると言われています。(^-^)v
また、金メッキを施すとサビにも強くなるので、普通のヒューズと比べると接点の性能維持力も
遥かに優れているワケですよね。
【 金メッキ無しの普通のヒューズ 】
↑ 私のGDBから外したヒューズ。 新車購入後1年半ですが、表面は酸化して( サビて ) いる。
このような状態では、抵抗値が増えて、電気的にロスが多そうだ、、、、、(T^T)
( もちろん、クルマ側の接点も酸化するので、電気ロスしている可能性が高い )
【 抵抗値の検査 】
↑ mmΩ まで測れる超高性能テスター (^-^)v
左側の写真が、金メッキ仕様のG-ヒューズ。 右側の写真が普通のヒューズ。
※ ヒューズ単体での抵抗値ともなると、実際は mmΩ と言う極めて小さい単位です。
一般向けのテスターだと、mmΩ の数値はちょっと計測出来ない小ささですね。(^^ゞ
この写真は、メーカーさんが工業試験所のテスターで測ったところです。
このように、実際に測ってみると、ハッキリと差がでますね!
( メーターの針が右へ行くほど抵抗値が高い。普通のヒューズは倍近い抵抗値だ! )
これがいくら小さな値だと判っていても、現実として、抵抗値があれば電気は低下します。
増して、普通のヒューズは酸化しやすい( サビやすい ) ので、実際のクルマで測れば
個体差もあるだろうけど、もっと差が出てくるんじゃないかぁ。。。。。
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