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安全性を考えた集中ドアロックスイッチを作ろう!
 
 ▼ 安全性を考えた集中ドアロックスイッチを作ろう!
 
 皆さんは、こんな経験をした事はないだろうか?
 
 子供達とドライブ中に、ちょっと車を停めて自分だけ降りてジュースやタバコを買いに行く時、
 運転席のロックをあけると、全ドア連動でロックが解除されてしまいますよね?
 そのまま車を離れて買い物を済ませて戻ってくると、子供が誤ってドアを開けてしまい、
 危うく事故になるところだった …といったような状況、、、こわいですよね (^^;; ヒヤアセ
 
 このように便利なようでいて、実は危険と隣り合わせって事が意外とあるんですよね。
 
 マイナーチェンジ後の涙目GDからは、運転席のロックをあけても他のドアは連動しません。
 運転席から他のドアのロック・アンロックは、別途新たに設けられた集中ドアロックスイッチで
 行うようになっています。
 
 丸目GD・GG 系でも、涙目と同じような集中ドアロックを作れないだろうか?
 それも出来れば なるべく安価で簡単に手に入るパーツを使って!
 
 マイナーチェンジ後の新しい車両で採用された仕組みを、自分らの丸目車両にも組み込んで、
 マイカーを進化させてやりましょう!!
 
 今回は、この安全性を考えた集中ドアロックの新設にチャレンジしてみました。(^-^)v
 
 
 
 ■ 第1段階 【 運転席ドア連動を止める 】
 
  まずはドアの内張を外します。 外し方はオーディオ取付の解説ページ を参考にして下さい。
 
  作業前には念のため、バッテリーの端子を外しておきましょう。
 
   
 
  ↑ 写真:左  この の部分を改造します。 
    写真:右  ハーネスには黒いテープが巻いてあり、これを剥くと配線が4本でてきます。
 
   
 
  ↑ 写真:左  4本あるうち、白の線を切断します。
    写真:右  ギボシ端子を着けておくと、いつでもノーマルに戻せます。
 
  白の配線を切断すると 「 運転席に全ドア連動 」 が無効 になります。
 
  無効にしても、キーレスで操作すれば全ドアのロック・アンロックは出来ます。
 
  なお、線を切った瞬間、バッテリーが繋がっているとロックがかかる場合があります。
  これは正常動作なので、ご心配なく。(^^ゞ
 
  ※ 白の配線を切断するとドアを閉めた際に徐々にルームランプが消える減光機能や、
    キーレスで開けた際にルームランプが点灯する連動機能等が動作しなくなる場合が
    あるようです。
    この場合、切断した配線の片側 ( 上の写真では左側 ) を延長してアースに繋げると
    ドアを閉めた際の減光機能は使えるようになります。
    ご注意下さい。m(_ _)m
 
  
この白の配線が切れている状態でビニールテープ等をしっかり巻いて絶縁しておいて下さい。
 
 
 
 ■ 第2段階 【 新たに集中ドアロックスイッチを作る 】
 
  
 
  ↑ 運転席のハンドル下の内張を外します。
     の部分のネジと、 部分のピンを外して手前に引っ張ると外れます。
  
   
 
  ↑ 写真:左  ハンドル軸の奥のほうに、黒く四角いボックス ( 統合ユニット ) があります。
    写真:右  ボックス ( 統合ユニット ) には、このようにコネクターが2つ繋がっています。
 
  
 
  ↑ 全てのドアのロック・アンロックを制御しているは、コネクターのこの部分の配線です。
    この配線に電気が流れると、ロック・アンロックの動作が行われるワケです。
 
    つまり、ここにスイッチを繋いで電気を流してやれば OK なのですが、直に繋ぐのは
    あまりにも乱暴ですから ( 統合ユニットが壊れる恐れあり? ) 、下の図のように
    5極リレーを使って配線する のが良いでしょう。
 
  
 
  実際の配線方法として、市販のリレーやスイッチを使った例を書いておきます。
 
  【 ロックスイッチの作り方 】
 
   5極リレー : エーモン工業製 品番:1246 ( カー用品店で入手可能 )
 
    ※ このパーツには配線が5本あり、以下のように接続します。
  
    ・ 白 → ロック信号線を切断し、その線の統合ユニット側に接続。
    ・ 赤 → 切断したロック信号線のもう一方に接続。
    ・ 黄 → ACC 電源、または、IG 電源など。
    ・ 青 → スイッチ ( 赤線 ) に繋ぐ。
    ・ 黒 → ボディーアース。( 例 : ヒューズボックス上部にあるナットを緩めてそこへ接続 )
 
 
   プッシュスイッチ : エーモン工業製 品番:1579 ( カー用品店で入手可能 )
 
    ※ このスイッチには配線が3本あり、以下のように接続します。
 
    ・ 黄 → ACC 電源、または、IG 電源など。
    ・ 赤 → 5極リレー ( 青線 ) に繋ぐ。
    ・ 黒 → ボディーアース。( 例 : ヒューズボックス上部にあるナットを緩めてそこへ接続 )
 
    ※ この配線方法の場合、イグニッションキーが ACC 、または、ON の時にスイッチを押すと
      全てのドアがロックされます。

      キーが OFF 、または、抜いている時は動作しません。
      
      これは、このスイッチにランプが内蔵されていて、光る仕様のためです。
      イグニッションキーが ACC 、または、ON の時、スイッチが光った状態になります。
      夜間でもスイッチの位置が判り、とても便利です。(^-^)v
 
      常時使えるようにしたい場合は、普通のプッシュスイッチを使うと良いでしょう。
      その場合、電源は ACC や IG ではなく、常時電源から取るようにします。
 
  ※ 上記の例はロックだけのスイッチです。アンロックも行いたい場合は、ロックスイッチと同様に
    同じセットをもう1つ作成する必要があります。(^^ゞ
 
  【 2005.09/03 追記。。。 】 ----------------------------------------------------
 
   簡易セキュリティーユニットを併用する場合は、スイッチの電源は ACC 電源に繋ぐことを
   強く推奨致します。
 
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  ↑ ACC電源は、ヒューズボックスに繋ぐのが良いでしょう。
    エーモン工業製 のヒューズ電源 ( 品番:E513など ) を使うと簡単に接続できます。
 
 
  
 
  ↑ スイッチはここに取り付けました。
    ちなみにこのドアロックマークは、カッティングシートで作ったミニステッカーです。(笑)
 
 
 
 ■ 使ったパーツ類
 
  ※ 全てオートバックス等のカー用品店で購入可能です。
 
  ・ 5極リレー : エーモン工業製 品番:1246
  ・ プッシュスイッチ : エーモン工業製 品番:1579
  ・ ヒューズ電源 : エーモン工業製 品番:E513など
  ・ ギボシ端子 : エーモン工業製 品番:1152 ( 徳用30セット入り ) など
  ・ 電源コード : 0.75sqの物を少々 ( エーモンの品番:1170〜1173あたり )
  ・ ビニールテープ : 適度な幅の物を少々 ( エーモンの品番:N855あたり )
 
 
 ※ このページは更新履歴に載っていない ” 裏ページ ” です。
   あまりにもページ数が多すぎる当サイトだからこそ出来る、” 隠さなくても隠しページ ” ですね(笑)
   ちなみに、サイト内検索でも引っかからないページです。(^^ゞ
 
 ※ この改造は正規の配線を切断するため、先にも述べた減光機能が使えなくなる等の不都合が
   発生する場合があります。また、それ以外にも予期せぬ不都合があるかも知れません。
   あらかじめそれらを覚悟の上、改造はご自身の責任で行って下さい。
 
 
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