▼ 強化エンジンマウント( 硬度UP品 ) |
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↑ 既にタイヤは 「 アドバン・ネオバ ( 225/45/17 純正サイズ ) 」 を装着済。
さて、前回の STi 武蔵村山での作業から、場所を STi 東京 へと移動して、
今回はエンジン&駆動系の剛性UPパーツの取付け。
インプレッサチューニングの 「 キモ 」 と言えるのが、マウント類を強化品へ交換だ。
これを 「 やる・やらない 」 で、インプレッサの性能が格段に変わって来る。
では、なぜ 「 キモ 」 なのか?
メーカー製チューンドカーと呼ばれるインプレッサも、やはりどんな人でも乗りやすいように
性能を犠牲にして、あえてマイルドに扱いやすくしている部分がある。
その代表的な部分が、このマウント類なのだ。
市販インプレッサは、マイルドな乗り心地や操縦性にするために、マウント類が柔らかい。
これは例えるとすれば、「 牙を抜かれた獣 」 のようなモノ。
本来の戦闘能力をフルに発揮させたいのなら、強化マウントに交換しよう。
交換するとマイルドさが無くなり、シャープなレスポンスが得られるのだ!
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↑ 取り外したノーマルのエンジンマウント( 左 ) 取付けた強化エンジンマウント( 右 )
ノーマルのエンジンマウントは、エンジンからの震動がボディーへと伝わりにくくするために
かなり柔らかいタイプのゴムが使われている。しかし、震動は伝わりにくくなるが、
アクセルを開けた時など、吹け上がりの反動でエンジン自体は大きく揺れてしまう。
「 エンジンが揺れる → エンジンパワーの一部が逃げている 」 と言えるので、
この揺れを止めればロスも無くなり、パワーはダイレクトに駆動系へと伝わる。
逆に、ノーマルのマウントだと、どんなにエンジンの吹け上がりが良くても、
そのパワーもレスポンスも、柔らかいマウントのために、反動の揺れとして逃げてしまうのだ。
この反動の揺れを止めるパーツが強化エンジンマウントと言うワケ。
また、エンジンの揺れを防止すると、シフトの入りも良くなる。
その他の効果として、クルマの中で1番重いエンジンが揺れなくなるために、
コーナーリング中、アクセル操作での挙動を安定させる効果もある。
なお、このエンジンマウントは、パーツ代は安い部類と言えると思うが、
クルマの心臓部であるエンジンを下から押し上げて交換するので、取付け工賃はやや高めだ。(^^ゞ
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▼ 強化ミッションマウント( クッションラバー )( 硬度UP品 ) |
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エンジンの揺れを更に確実に止めるには、エンジン後方のミッションマウントの交換も欠かせない。
ここも交換することで、よりしっかりと固定され、駆動系レスポンスが更に向上する。
また、シフトフィーリングもカッチリとした良いタッチになる。
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↑ マウント交換中( 左 ) 交換して取り外したノーマルのミッションマウント( 右 )
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▼ ピッチングストッパー( 硬度UP品 ) |
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↑ インタークーラーを外して、ピッチングストッパーを交換。
エンジンを上部から押さえているのが、このピッチングストッパー。
このパーツも硬度UP品に換えるとエンジンの反動の揺れ対策は完璧だ!
※ 写真左上は、ノーマル品( 左 )と、強化パーツ( 右 ) との比較。
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