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ルームミラーを液晶モニター化して
後方視界を良くする!


ルームミラー型 10.2 インチ液晶モニター & 後方確認用 CCD カメラ

 ▼ ルームミラーを液晶モニター化して後方視界を良くする!
 
以前、ブログで予告編 を書いた 「 ルームミラーを液晶モニター化して後方視界を良くする! 」 の詳細記事編です〜



私の GRB には、WR コンセプトカータイプの大型リヤウイングを装着していますので、ルームミラーで見る後方視界はあまり良くありません。。。(^^ゞ
そこで 「 液晶モニターと CCD カメラ 」 を使って疑似的にルームミラー化する実験です!



■ ルームミラー型 液晶モニター



上の写真は 10.2 インチのカラーモニター。

最近、この手のアイテムは非常に安くなりましたよね〜 安いものだと 1万円程度で売られてます。
無論、安く出回っているのは中国製ですが、液晶部分だけ日本のメーカー製が使われているものも見かけます。


■ CCD カメラ

 

40万画素のカラー CCD カメラです。
上の写真のように基板剥き出し状態で売られています。
これは有名な秋葉原の 「 秋月電子 」 で買いました。

もちろんちゃんとケースに収められているカメラもありますが、基板剥き出しタイプのほうが安いので、今回はこのカメラを使うことにします。

※ 基板剥き出しタイプは 2千円代 〜 1万5千円ぐらいまで、いろいろあります。

 

汎用のプラスチックケースを上の写真(左)のように加工して、カメラ基板を入れてみました (^-^)v


このカメラのスペックは、1/3 インチ 40万画素のカラー CCD で、最低照度は 0.8 Lux / F1.2 。
オンボードで付いているレンズは 3.6mm / F2.0 / 92° です。

※ レンズのスペックは、焦点距離が 3.6mm 固定、絞り F2.0 固定、画角が 92度と言う意味。

絞りが固定式のレンズなので、可変オート電子シャッターで明るさを調整するタイプです。
昼間は全く問題ないですね。
西日が強いときなど若干ハレーション気味になりますが、画面全部が真っ白になることはありません。
また、完全な真っ暗闇では写りませんが、夕闇程度や街灯がある場所、後続車のヘッドライト等により夜間でもそれなりに写ります。



■ CCD カメラの選び方について

以前、ブログにも書きましたが、いわゆる 「 バックカメラ 」 と呼ばれている物はルームミラー代わりとしては使えないです。
( バックギヤに連動して後退時に後方を写すアレです )
なぜなら、バックカメラは車両付近 5m 程度がよく写るよう、ピントが近距離に合わせてあるため、ちょっと離れたものはボケてしまいよく見えません。

防犯用など、ある程度離れた距離を写すタイプを選ばないとダメです。

なおかつ、ミラー機能 ( 鏡像機能 ) が搭載されたカメラであること。
( もしくは、モニター側にミラー機能が搭載されていること。 )



上の写真は超小型の CCD カメラです。
防犯や隠しカメラ、または科学実験や小動物の生体観察等で使われるカメラですね。
ご覧の通り、メチャメチャ小さいです。(^^ゞ
価格帯は 2万ぐらいから 4万ぐらいまでいろいろあって、性能も値段によって異なります。

まあ、有効画素数が 38万以上あって、水平解像度が 480ライン以上あれば、だいたいどれを選んでも実用レベルだと思います。
ただし、ミラー機能が無いモデルも多いので、購入する際はよく確認する必要があります。

なお、暗い所でもよく映るようにしたい場合は、「 デイ・ナイト機能付き 」 を選ぶと良いです。
デイ・ナイト機能とは、暗くなると白黒カメラに自動で切り替わる機能です。
白黒の感度はカラーと比べて遥かに高く、カラー CCD カメラでは写らないような暗さでも写すことが可能になります。

※ 暗さ対策として 「 赤外線投光器 ( 赤外線を照射する装置 ) 」 を使う方法もありますが、赤外線はカラー CCD ではあまり有効ではないことや、照射角度が狭かったり届く距離が短かったりしますので、「 ルームミラー代わりに使うカメラ 」 にはあまり実用的とは言えないです。



さらに上の性能を求めるなら、多少サイズが大きくなりますが、上の写真のような本格的防犯カメラがお薦めです。
一眼レフカメラのようにレンズが交換できるのと、レンズ側に自動絞り調整機能が付くので暗さに対して非常に強くなります。

例えば、先ほどの超小型カメラで最低照度 0.2Lux の性能のカメラに対し、この大きさのカメラならば、最低照度 0.8 Lux 程度の性能があれば同等、もしくはもっと暗い所でも撮影可能です。
やはり物理的にレンズが大きいほうが有利なんですよね。

ちなみに、上の写真の物より 2まわりほど小さくて高性能なモデルが日本のメーカーから出ています。
ワテック(株)製の 「 WAT-1000 」 というカメラで、デイ・ナイト機能付き。( もちろんミラー機能も有り )
カラー CCD の時でも 最低照度 0.1Lux / F1.2、暗くなって白黒に切り替わると 0.003Lux までOK!
ほとんど星あかりに近いような暗闇でも写せる強烈スペックです。
機会があれば試してみたいと思うのですが、さすがに値段も高いのでちょっと手が出ないですね。(^^ゞ
 
※ ワテック(株)は、天体観測用の CCD カメラで有名なメーカー。
文字通り 「 星あかり 」 程度の暗闇でも写せるカメラの専門メーカーです。



■ カメラの設置位置

 

バックカメラとは違い、後続車のヘッドライトが直接当たらないような位置にする必要があります。
カメラは車内の のあたりに取り付けると良いでしょう。
リヤガラスの底辺より高ければ、後続車のヘッドライトが直射することはまず無いです。
ちょうど内張のところにカメラを載せることが可能な平らな部分がありますので、そこがお薦めですね。

電源は取り外したリヤワイパーの配線に繋ぐのが一番簡単だと思います。
上の図(右) のように、リヤワイパーモーターに繋がるコネクターから、ACC電源が取れます。
配線は 「 黄/緑 」 色の線です。

ワイパーが生きている場合は、ほかから取ったほうが良いかも知れません。
( ワイパー作動時にノイズが出て画像に影響が出るかも? )



■ 実用性について



私の GRB のように、普通のルームミラーのままでは後方視界が良くない場合に非常に有効な手段だと思います。

また、後部座席に乗車している時なども、後方視界は全く影響されないのが良いですね。
普通のルームミラーの場合、後部座席に誰か乗せれば多少なりとも影響しますからね。



上の写真は夏場の夜7時過ぎに撮影したものです。
写真の右上のほうに夕闇の空が写っていて、前方の建物や道は暗くて見えにくい状況でもモニターに写った後方視界は昼間のような明るさです。

このように夕闇程度の暗い状況ならば、CCD カメラで写したほうが視界は良好です。

特に 夕方 〜 日没直後 は 「 事故が多い時間帯 」 と言われていますので、安全確保・事故防止の意味で、非常に役立つと思います。


 
記事掲載日 : 2008/09/15