▼ 足周りは、賢い トータルチューン で、キメようぜ! |
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前回のサスチューニング 「 名門・アイバッハ製GD型用サススプリング 」 で、
お手軽に鋭い切れ味のハンドリングと、しなやかで乗り心地の良い走破性、
そして、お洒落なローダウンのスタイリングを手に入れる事ができた。
しかし、それだけで終わらないのが IMPREZA−NET だ!(笑)
この高性能なサス・スプリングを更に味わい尽くすために、サス全体を強化して剛性を上げる。
例えば、インプレッサ用の車高調を買えば、パーツ代で平均20〜30万円ぐらいの出費になるが、
その半分ぐらいの金額でも、足周りのトータルチューニングは可能なのだ。
しかも、車高調だけを入れた場合よりも、足全体をトータルでチューンする分、
当然の事ながら数段上を行くチューニングメニューになる!
今回、チョイスしたパーツは下記の通り。
■ フロント
・ STi 製 強化トランスバースブッシュ
クスコ・ロアアームバー(フロント) と組み合わせて、フロントの剛性を更に上げる。
強化トランスバースブッシュは、フロントサスの後方支持部分なので、
これを硬度UPさせた強化品に換える事で、強烈な横Gにもヨレない足になる。
■ リヤ
・ STi 製 ラテラルリンクセット & トレーリングリンク ( 両方共にピロボール )
俗称、ラテリン&トレリンを、ピロボール式に交換だ。
言わずと知れた、「 憧れのピロ足 」 ってヤツっすね(笑)
ノーマルだと柔らかいゴムブッシュ式で、乗り心地は良いけどコーナーリング中はヨレて
サスジオメトリーが変化してしまう。
つまり、足がヨレて、狙ったコーナーリングラインから外れてしまう原因なワケだ。
また、ノーマルのゴムブッシュ式は、ヨレてしまう分、動きも悪い。
これを動きも良くて、カッチリとして ヨレないピロ足に交換すると、
足周りの剛性UPだけでなく、サススプリングやショックの動きも良くなる。
全体的に性能UPだ!
■ 備考
・ アイバッハ製 GD用サススプリング 定価40,000円
・ STi 強化アッパーマウント 1台分 定価24,200円
・ クスコ製フロントロアアームバー 定価15,000円
・ STi 製 強化トランスバースブッシュ 1台分 定価7,000円
・ STi 製 ラテラルリンクセット 定価45,000円
・ STi 製 トレーリングリンクセット 定価23,000円
上記合計 約15万円。
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▼ STi ラテラルリンク&トレーリングリンク( フルピロー ) |
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↑ ラテラルリンクを交換中。 基本的には全てボルトオン。
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↑ ブレンボ装着車両は、黄色いマルの部分が少々干渉するので、ヤスリ等で削ると良い。
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↑ ラテリン&トレリン装着完了! これで完全ピロ足だぁ〜!
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▼ STi 強化トランスバースブッシュ |
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↑ サブフレームを取り外さないと、トランスバースブッシュは交換できない。(^^ゞ
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↑ ノーマルを外すところ。
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↑ こちらは、STi の強化品( 硬度UP品 )
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↑ 取付け中。 このあと、最初に取り外したサブフレームを取付ける。
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↑ キャンバー仮調整中。
※ 本来、この調整はタイヤを付けて接地した状態で行う。これはリフト上で仮の調整。
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▼ 総 評 |
アライメント調整を行って、いざ、試走の開始だ!
リヤのピロ足で、ほんの少しだけ乗り心地が硬くなったような気がするが、
スプリング自体が持つ、しなやかで粘りのある特性が上手くカバーして、
街乗りでは何の問題もない状態と言えよう。
慣らし中なので、コーナーは1つ上のギヤでエンジンの回転を抑えつつ進入。
1つ上のギヤだと、トラクションがあまりかかってない。
それをあえて、ノーマルだと不安になるようなスピードで突っ込んでみる。(笑)
「 おぉぉぉ! 」
オーバーアクションを抑えたアイバッハ製スプリングが最適のロール量をキープして、
キッチリと剛性UPした足が、狙ったラインをそのままトレースして行くぞ!
元々GD型は、GC8型よりもリヤのロールセンターを上げてあるから
コーナーの 「 切り込む 」 ような鋭さには定評があるが、
剛性UPをしてやることにより、更に磨きのかかった鋭さになる。
これは、まさに 「 オン・ザ・レール 」 のような感覚だ。
例えるならば、頭文字Dの拓海の 「 必殺! ミゾ落とし 」 に匹敵するような感じ(笑)
「 マジ、エエやん! GD型! 」
こいつぁ〜、ホントに楽しいぞ(笑)。 慣らし中ではあるが、もう、辛抱たまらーん!って。。。。
ついつい、アクセルを踏み、トラクションをかけて走ってしまう!(自爆) (^^;; ヒヤアセ
念のため試走前に、エンジン・ミッション・デフの全てのオイル交換をしておいて、
マジ良かったよ (^^ゞポリポリ
・・・・ いやぁ〜、今回はもう、総評もへったくれもない!
「 マジ、エエやん! 」 のひと言に尽きる!
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