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LED による電飾について ( リレーとダイオードの使い方 ) |
▼ LED による電飾について ( リレーとダイオードの使い方 ) |
以前、サイドステップの記事 の時に少しだけ書きましたが、イベントやオフ会用 ( Not 公道用 ) の 装備として、私のGRB のサイドダクト部分には テープ LED ライト が仕込んであります。 ( 本当はもっと色々な箇所に仕込みたいんですが、今のところまだサイドダクト部分だけです… ) 上の写真(左) : オークションで購入した テープLED で、高光度 LED が 2列になっているタイプです。 上の写真(右) : 暗いところで点灯させると、かなり明るいですね〜 ↑ これは昼間に行った点灯実験で、バッテリーに直接繋いで光らせています。 とりあえずイベントやオフ会時などの展示中は 前回の記事でご紹介したストロボライト用の別バッテリー に繋いで光らせれば良いのですが、ただそれだけではつまらないので(笑)、コネクター切替で走行中にも 点灯出来るようにしてみたいと思います。( 一応、駐車場や私有地内とか Not公道用としてね (^^ゞ ) ■ 電源接続にリレーを使う方法 電飾品が少ない場合はイルミ電源とかにそのまま繋いで問題ありませんが、沢山 LED を取り付けたり イカリングやネオン管など同時に点灯させる電飾品が多い場合は、別途リレーを利用して専用の電源を 確保するのが良いです。 ※ リレーとは、小さな電力でスイッチを入れて大きな電気を流すための物。 電源が容量的に不安な場合にリレーを組み込み、別ルートで大きな容量の電気を得るのに使う。 基本的に電気の力でスイッチを ON・OFF しますので、電源の切り替えなどにも利用可。 例えば、ダミーセキュリティーなど、車両の電源が OFF になったら自動で ON にして作動させたい 場合などにも使用可。 私の GRB の場合はまだサイド部分だけなので基本的にリレーは不要ですが、将来的にもっと増やす ことを考えてリレーを組み込んでおくことにします。 以下の市販リレーとダイオードを使用します。 カー用品店やホームセンターの自動車用品コーナー等で購入可です。 上の写真(左) : エーモン工業製 上の写真(右) : エーモン工業製 品番 1555 整流ダイオード ( 2本入り ) ダイオードはカー用品店のセキュリティーコーナー等に置いてある分岐用でも可 市販のリレーは、作動時に 「 逆起電力 」 という電気的ノイズが発生するため、 そのまま使用すると LED 製品の球切れや、電子機器の誤動作・故障の原因に なりますので要注意。 まず、「 逆起電力 」 の対策加工を施します。 上の写真(左) : コンパクトリレーを覆っているゴムカバーをカッター等で割いて中身を出します。 上の写真(右) : 整流ダイオードも 1本だけ カッター等でカバーを割いて中身を出します。 ダイオードは中身を出したら配線をニッパー等を使って切断してダイオードのみを使用します。 上の写真(左) : コンパクトリレーの基板にハンダごてを使って整流ダイオードを取り付けます。 上の写真(右) : ダイオードの向きに注意。写真のように取り付けて下さい。 ダイオードはリレー本体に近ければ近いほど効果があります。 上の写真(左) : 配線バンドで 「 青と黒 」、「 赤と黄と白 」 をまとめて縛っておきます。 上の写真(右) : 20φ程度の熱収縮チューブか、ビニールテープ等を使ってリレーを絶縁処理します。 車外など雨や水がかかる心配がある場合は、基板にシリコン系のボンドを塗って 防水処理を行っておくと良いでしょう。 これで逆起電力の対策加工は終わりです。 このリレーは、 青を(+)、黒を(−)に繋ぐと → 赤 と 黄 が繋がっている状態、赤 と 白 は繋がっていない状態になる 電源に繋がっていない状態 → 赤 と 白 が繋がっている状態、赤 と 黄 は繋がっていない状態になる 【 使用例 】 電源 ON で使用する例 例えばスモールランプと一緒に連動でスイッチ ON にしたい場合は、「 赤 と 黄 」 を使う。 電源 OFF で使用する例 例えばダミーセキュリティーなど車の電源が OFF になったらスイッチ ON にしたい場合は 「 赤 と 白 」 を使う。 実際の配線は、下図のように行いました。 ( コンパクトリレーの白色配線は使いません。上記の絶縁処理前に切り落としてしまっても良いです ) コネクターの繋ぎ換えで、「 スモールランプ連動 or 別バッテリーで点灯 」 の切り替えが可能です。 車内用の電飾 ( イルミ連動 ) に応用する場合は、上側のほうだけ使って 車載バッテリープラス → 常時電源 車載バッテリーマイナス → ボディーアース スモールランプの配線(プラス) → イルミネーション電源 に変更して繋げば OK です。 なお、常時電源やイルミネーション電源、それとボディーアースも、 OP コネクター ( 詳しくはこちら ) からまとめて取れます。 それと、電源の切り替えをしないのであれば、3Pコネクターは不要です。 同じ車内用電飾でもイルミ連動ではなくスイッチで ON・OFF したい場合は、下側のほうで 別バッテリーのプラス → 常時電源、または、ACC電源など 別バッテリーのマイナス → ボディーアース に変更して繋いで下さい。 スイッチ容量が小さくてもリレーで大容量 ( 10A ) が得られます。 ( ACC電源も OP コネクターから取れます ) こちらも、電源の切り替えをしないのであれば、3Pコネクターは不要です。 【 使用パーツ 】 ・ 配線コネクター ( エーモン工業製 品番 E488 ) ・ ギボシ端子 ( エーモン工業製 商品名 ギボシ端子セット、品番 1151 ) ・ スイッチ ( エーモン工業製 商品名 ミニスイッチ、品番 1282 ) ・ 配線 ( エーモン工業製 商品名 ダブルコード、品番 M272 ) ・ 3Pコネクター ( エーモン工業製 商品名 カプラー3極ロック式、品番 1123 x 2セット ) ※ ダイオードはコンパクトリレーに使った残りの1本を使用。 ※ 上の図でスモールランプに繋ぐ配線は、判りやすくするために 「 白 」 と書いていますが、 エーモン製コードで白は売っていません。。。 よくホームセンター等で配線コードが置いてあるお店なら白色も置いてあると思います。 無い場合は、ほかの色を使用して下さい。 |
▼ オークションで入手した部品を取付してくれる店 |
■ オークションで入手した部品を取付してくれる店 → S-craft 記事掲載日 : 2010/08/29 |