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HKS 製 EVC6 徹底攻略!
やりこみセッティング第2話 設定編

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EVC6 本編2話目、設定編です!

EVC6 の性能をフルに引き出すには、この設定こそが非常に大事。
最初は 「 ちょっと取っつきにくい 」 と思われる人も多いと思いますが、いじり始めてしまえば
わりと直ぐに慣れてしまいますので、しっかりと設定しましょう!

なお、設定には EVC 特有の注意点 がいくつかありますが、上手く設定して EVC6 の性能を
最大限に楽しみましょう!


【 これまでの記事 】

期待の最新ブーストコントローラー HKS 製 EVC6 その1 ( ブログ )
期待の最新ブーストコントローラー HKS 製 EVC6 その2 ( ブログ )

HKS 製 EVC6 徹底攻略! やりこみセッティング第1話 取付詳細編



初期設定

まず最初に電源を入れた時に行う 「 初期設定 」 です。

  

↑ 一番先に 「 5ページ目 」 を表示させて、「 Languages = Japanese 」 に変更し
日本語表示にすると設定内容が判りやすくなります。



↑ 「 4ページ目 」 に戻り、車両の情報を入力。

最初の項目の 「 圧力単位 」 は 「 kPa 」 が良いでしょう。
EVC6 の説明書も基本的に 「 kPa 」 で書かれてますので 「 kPa 」 がお薦めです。

2番目の項目以降は車両個別情報です。
インプレッサの場合、以下のように入力します。

排気バイパスタイプ = SWING ( アクチェーター式 )
気筒数 = 4
車速パルス = 4
入力信号 = エンジン回転 ( 取付時、回転信号に結線した場合 )
スロットルパラメータ = これは説明書に書かれた方法で実測値を入れます

ここまで入力したらメイン画面に切り替えて、さらに EVC6 を OFF にしてから車を実走させます。

    

↑ EVC6 を OFF にして走らせると、EVC6によるブースト制御は行われません。
ブースト圧の表示と、ブースト圧のピークホールド表示だけになります。( 上の画像:左 )

この状態でアクセル全開で走らせて、ブースト制御無しで出る最大ブースト値を
5ページ目 」 の 「 ノーマル最大ブースト 」 に入力します。


※ ブースト制御無し状態での最大ブースト値は、車両によって異なります。
例えば、マフラー交換したり、エアクリを剥きだしタイプに変更した場合なども
微妙に変わってくると思います。

また、高いギヤほどブースト値が大きくなる傾向があるため、各ギヤ毎に計測して
おくのが良いでしょう。

私の GRB の場合、2速全開で 「 69 」 でした。
3速以上だともっと出そうですが、街乗り重視のセッティングから始めようと思いますので
とりあえず 「 70 」 ぐらいを入力しておくことにします。

「 ノーマル最大ブースト 」 の設定が済みましたら EVC6 を ON に戻しましょう。

    

↑ 次の項目の 「 初期設定ブースト 」 は、目標ブースト値を入力。

ちなみにこの値を変えると 「 1ページ目 」 のブースト設定も変わってしまいます。
必ず 「 5ページ目 」 を先に入力するようにしましょう。



↑ 「 初期オフセット 」 は、実際に走らせて目標ブースト圧にならない場合に
この値を増減させて調整します。



■ 表示設定

6ページ目 」 の機能設定の画面で、バーグラフの表示方法を設定します。

    

↑ ブーストがかかり始めたら ( インマニ内が正圧側になったら ) バーグラフで表示させたい場合、
バーグラフ機能 = ブーストB 0〜 」 にします。
この設定で、0kPa 以上からグラフ表示されるようになります。

ただし、ここでは注意が必要です。

上の画像(右) を見るとお判りになると思いますが、EVC6 は 「 0kPa 」 で
バーグラフの 1コマ目が表示されてしまいます。

ブーストがかかり始めた事を表現するためにこのようになっていると思われますが、
感覚的にイマイチ合わないと思われる人は、下記の設定が良いでしょう。

    

↑ 「 バーグラフ機能 = ブーストA −100kPa〜 」 にするとバーグラフは
インマニが負圧側の状態からフルに表示されるようになります。

    

↑ 走行中は EVC6 の画面ばかりを直視しているワケには行きません。
素早く パッと見た時でもなるべく値が判りやすくなるよう、上の画像(左) のように
スケール調整するのがお薦めです。

ただし、ここでも注意が必要です (^^ゞ

バーグラフ最大値 」 を 「 200 」 にすれば、上の画像(左) のように割り振れると思いがちですが
実際は上の画像(右) のように 「 0kPa の時に水平位置に来ない 」 のです。

これは 「 バーグラフ機能 = ブーストB 0〜 」 の時と同様に、−100kPa で 1コマ目を表示
するためで、これを回避させるには 「 +1 」 を加える必要があります。

    

このように +1 を加えて 「 201 」 と入力すると、上の画像(右) のように 0kPa が
ちょうど水平位置に来るようになります。



■ 補正マップ 格子点設定

2ページ目 」 の補正マップ格子点を設定は、以下のように変更するのがお薦めです。

    

↑ スロットル開度の制御軸の初期設定は

0% ( 0 〜 0% )
25% ( 1 〜 25% )
50% ( 26 〜 50% )
75% ( 51 〜 75% )
100% ( 76 〜 100% )

になっています。( 上の画像:左 )

初期設定のままでは実質 4 等分になってしまっていますので

20% ( 0 〜 20% )
40% ( 21 〜 40% )
60% ( 41 〜 60% )
80% ( 61 〜 80% )
100% ( 81 〜 100% )

に変更し、正しく 5 等分でキメ細かく制御したほうが良いでしょう。( 上の画像:右 )


    

↑ エンジン回転数での制御軸の初期設定は

2000回転 (  0 〜 2000回転 )
3000回転 ( 2001 〜 3000回転 )
4000回転 ( 3001 〜 4000回転 )
5000回転 ( 4001 〜 5000回転 )
6000回転 ( 5001 〜 最大回転数 )

になっています。

私は以前、シャーシダイでエンジン回転数とブーストのかかりぐあいを測定していますので
この測定グラフをもとに格子点を変更しました。



基本的には

4000回転 (  0 〜 4000回転 )
5000回転 ( 4001 〜 5000回転 )
5500回転 ( 5001 〜 5500回転 )
6000回転 ( 5501 〜 6000回転 )
8000回転 ( 6001 〜 最大回転数 )

のような区切りが良いと思います。
( エンジンが最もパワーの出る 4000〜6000回転域を重視した格子点設定 )


※ 格子点の変更の際の注意事項

格子点を入力する際、次の格子点の値を超える数値を入力出来ません。

例えば、エンジン回転数の格子点は初期状態で、20、30、40、50、60 ですが、
最初の 20 を 30 に変更させたい場合、隣の 30 のほうを先に 31 以上に変更しておかないと
29 までしか入力出来ません。 ( 隣が 30 なので、それより小さい 29 が最大値となる )

この関係から数値を変更する場合は、大きいほうから変更するようにしましょう。
( エンジン回転数の場合は初期値 60 のほうから変更する )



■ ブースト設定

  

↑ 「 1ページ目 」 で目標ブースト圧を設定します。

設定は 3通り記憶できます。( A、B、C の 3通り )
走りのステージ毎に設定を変えておくのがお薦めです。

ブーストのかかり過ぎを防止したい場合は、このページの 「 ワーニング 」 と 「 ドロップブースト 」 を
ON にしてそれぞれ動作数値を入れておくと良いでしょう。



↑ 「 2ページ目 」 で各回転数毎、スロットル開度毎に目標ブースト圧を設定します。
ここでは直接のブースト値ではなく、「 1ページ目 」 で設定した値に対する増減値を入れます。

例えば上の画像ではスロットル開度 20%以下、エンジンが 3800回転以下の場合は
20 」 ですが、これは 「 基本 130 + 補正 20 = 計150 」 を意味します。

同じようにスロットル開度 20%以下、エンジンが 6001 〜 8000回転までの場合は
−10 」 ですが、これは 「 基本 130 − 補正 10 = 計120 」 を意味します。


インプレッサの場合、4000回転前後でブーストがピークになり、そこから徐々にブーストが落ちて
来るのが一般的です。

エンジンにあまり負担をかけないよう、基本的にこの 「 徐々にブーストが落ちる 」 という設定を
変えないほうが良いでしょう。

私的には、4000回転以下で 1.5 ( EVC表示で 150 )、回転が上がるにつれて徐々に落とし
最終的に 1.1 〜 1.2 ( EVC表示で 110 〜 120 ) あたりで安定するのが理想ですね。

まずは上の画像のようなマップから始めて、実際に走らせながら調整を繰り返します。



次回へ続く。。。 m(_ _)m
 
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※ 記事掲載日 : 2011/12/04