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新型 WRX-STI ( VAB )

フルノーマル状態でのパワー計測

新型 WRX-STI ( VAB ) フルノーマル状態でのパワー計測

 
早速ですが、新型 WRX-STI をダイナパック式のシャーシダイナモでパワー計測を行いました!



【 1回目の計測 】



計測データ

日時 : 2014年09月25日 納車後ちょうど1ヶ月
天候 : 晴れ 気温 約30度
場所 : スーパーオートバックス熊谷店 ( 埼玉県熊谷市 )
車両 : 完全ノーマル
備考 : 使用オイル ネオプロテックス F オイルシリーズ F-R10w-50


計測結果は 303.8馬力、トルクは 42.1キロです。
カタログスペックには少々届かなかったですが、まあ、平均的な数値です。

計測1回目から、かなり綺麗にまとまったカーブを描いていますね。
さすがに熟成しきった EJ20型エンジンと言ったところでしょうか。
まるで名チューナーが現車合わせでセッティングを行ったような感じのグラフです。

ではこのまま続けて 2回目の計測を行います。



【 2回目の計測 】



純正ECUが 1回目の時の状態を自己学習し、自動で補正をかけて最適化されていますね。

最大馬力は 0.1ほど下がっていますが、馬力もトルクも全体的には上がっています。

例えば、4000回転あたりを見てみると、

1回目の計測   4000回転で 約 195馬力、 トルクは約 34キロ
2回目の計測   4000回転で 約 205馬力、 トルクは約 36キロ ( 10馬力アップ、トルクは 2キロアップ )

また、6000回転あたりからの落ち込みも改善され、高回転でのパワーも 1回目と比べて安定したカーブになっていますね。


このように、なにもしてないのに純正 ECU が自動で 「 かなり良い状態へと最適化 」 してくるあたりは
EJ20型エンジンの熟成具合を物語っていると言えるでしょう。


ただし、私的には 300馬力ぐらいでは物足りないので(笑)、ここがスタート地点という事になりますね〜
チューニングによって今後どれだけパワーやトルクを上乗せできるか、楽しみです!!




↑ ダイナパック式シャーシダイナモでパワー計測中の新型 WRX-STI ( VAB )



↑ 計測を行っているのは、ECUチューニングで有名なカリスマチューナー、ティーゲット社 の境さんです。
チューニング前のノーマル状態を入念にチェックしているところ。


まずは HKS のフラッシュエディターを使ってパワー&レスポンスアップに挑戦する予定です。
お楽しみに! (^o^)ノ

備考

記事掲載日 : 2014/09/27