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SI-DRIVE オート化ユニットの上手な使い方
 

SI-DRIVE オート化ユニットの上手な使い方 ( 上手に切り換えるコツ )


 SI-DRIVE のオート化ユニットは、すでに 10年近く販売しているロングセラーの大人気商品です。
 
 現在、以下のラインナップがあります。
  ・ タイプ II    ( GRB / GRF / GVB / GVF / VAB 用 )
  ・ タイプ III    ( VAB 専用 ハンドルスイッチ信号変換ユニットの付属機能 )
  ・ タイプ VM4  ( レヴォーグ 1.6 L 用 )
  ・ タイプ G    ( WRX-S4 / レヴォーグ 2.0 L 用 )
 
 純正機能である SI-DRIVE 、特に WRX-STI では、元々 SI-DRIVE の純正スイッチの位置が良くなくて
 純正状態ではとても操作しにくく使いづらい機能ですよね。
 操作するために運転の注意がそれたり、よそ見運転になってしまったり、切り換える事が出来たとしても
 変なタイミングで加速してしまったりと、純正状態の SI-DRIVE は使うことでかえって危険を呼ぶ事も
 少なくありませんでした。
 
 そこで誕生したのが、この SI-DRIVE をオート化するユニット 「 SI-Auto 」 です。
 アクセルの踏み方によって S# へと自動切替を行い、S# の必要性が無い状態では自動的に元のモードに戻る
 賢いシステムで安全性が飛躍的に向上します。
 
 ただ、SI-DRIVE 自体と、ターボ車の特性をよく理解していないと、上手く使いこなせないことがあります。
 イマイチ上手く切り替わらないと思っている方は、まずは SI-DRIVE に対して理解を深めましょう。
 
 
 SI-DRIVE とは、簡単に言ってしまえばメーカー純正の 「 スロットルコントローラー ( 略してスロコン ) 」 です。
 I、S、S# の 3種類のモードでスロットルコントロールが出来る仕組みであることは言うまでもないですね。
 ( VM4 型などは、S# が無くて I と S の 2種類 )
 
 
 …で、判りやすく大雑把に図に描くと、こんな感じです ↓
 
 
 
 アクセルの踏み込み量に対し、実際に動くスロットル開度が異なることで、
  低燃費向けの 「 I 」
  スポーツ向けの 「 S 」
  さらに高レスポンスの 「 S# 」
 のような使い分けが出来ます。
 
 
 ここで注目すべきことは、
    「 ある程度アクセルの踏み込み量が少ない時ほど、スロットル開度の差が大きい
 という事です。
 
 
 切り替わった時にスロットル開度の差が大きいほど、大きな加速力が得られ気持ちよくスピードが乗ります。
 また、ターボ車の特性として低回転域ではブースト圧が得にくいので、少なくとも 3000rpm 前後あたりから
 上手くブーストをかけて加速に乗せる事が望ましいと言えるでしょう。
 
 これらの事から、統計的には アクセルの踏み込み量が 40 〜 50% ぐらいで切り替わるように設定するのが
 お薦めとなります。
 
 この範囲がスロットル開度の変化幅が大きく、エンジン回転数も適切な状態でブーストも得やすいワケです。
 
 ただし実際のアクセル操作では、加速を得たいと思った時に通常よりも若干踏み込み気味になりますので、
 50% に設定して、グイッと強めに ( 50%を超えるぐらいに ) アクセルを踏むのが良いでしょう。
 
 
 ※ 実際のアクセル操作では、30%以下からグイッと強めに 50%以上のところまでアクセルを踏み込むことで
   I モードの 30%付近から S# の 50%位置へと移行し、一気にスロットルが開いて強い加速力を得られます。
 
 
 
 
 普段から極力丁寧にアクセルを踏む人は、加速を得たい時、最初のうちは 「 少し強めに踏み込む 」 ようにすると
 上手く切り換えられるようになります。 この操作に慣れればごく自然に切り換えられるようになります。
 
 特に AT 車の場合は ( S#の無い VM4 も含む ) 、35 〜 50% ぐらいの設定で グイッと強めにアクセルを踏むと
 上手く切り替わって気持ちよく加速出来ます。
 
 
 ※ ターボ車の特性として、ある程度の 「 踏み込み量 」 と 「 踏み込みスピード 」 が無いとブローオフバルブが
   半開きになってブースト圧が逃げてしまい、加速力を得にくくなります。
 
   「 ターボラグで上手く加速に乗れない 」 という人の多くが、実際は踏み込み量などが足りないのが原因です。
 
   初めのうちは少し強く踏んで自動切替するタイミングとブーストのかかり具合をおぼえて、そこから踏み具合を
   変えて行って加速のコントロールのコツを掴むと良いでしょう。
   ダラダラと踏み込み時間が長くなるよりも、スパッとメリハリ良く踏んだほうが燃費も向上するのでお薦めです。
 
 
 
 
 MT 車でブリッピングを多用する人の場合、ブリッピング時に 60 〜 70% ほど踏み込んでしまう事が多いようです。
 ブリッピング時に切り替わらないよう、70%以上に設定するのがお薦めですが、この場合、使い方に
 少々コツがあります。
 
 普通に踏み込んで 70% に到達した時に切り替わっても、当然のことながら 「 開度の差が少ない 」 ために
 大して加速感が得られませんし、切り換える事にあまり意味を持ちません。
 
 このような場合は、切り換えたい時にアクセルの踏み込み量が少ない状態から一気に 「 瞬間的にベタ踏み 」 を
 行って下さい。 ( 瞬間的にベタ踏み = 素早く 100% あたりまで踏み込んで、素早くアクセルを戻す )
 
 瞬間的にベタ踏みしてもエンジン回転はいきなり急上昇したりしませんが ( ECU が急操作を無効化します )、
 SI-Auto ユニットは反応して自動切替を行います。
 
 イメージ的にはアクセルを ポンッ と踏んで、スイッチを切り換える感じです。
 
 これによりアクセル開度が低い状態から S#へと移行可能となり、大きな加速力が得られます。
 
 
 ※ 本来、ブリッピングも丁寧に行えば 50% 設定でも無闇に切り替わってしまうことはありません。
   回転を合わせるためクラッチを繋ぐ前にアクセルを踏み込むワケですが、回転を上げるには少ない踏み込み量
   でも充分に可能です。
 
   電子スロットルの性質として急操作すると動作がついて来ないので、どうしても必要以上に踏み込んでしまう
   傾向があります。
   これを理解し、ブリッピング時に本当に必要な量だけ踏み込むようにすると、設定値を低くすることが出来ます。
 
 
 
 坂の多い地域でも、無闇に切り替わったりしないよう、上記と同様に 70% 以上に設定し、切り換えたい時に
 「 瞬間的にベタ踏み 」 を行って切り換えると良いでしょう。
 
 
 
 
 以上のように、SI-DRIVE とターボの特性を理解し、アクセルの踏み方を少し工夫するだけで
 「 SI-DRIVE のオート化ユニット 」 を有効的に使いこなせます。
 
 もちろんそれは、上記に書いたような簡単なコツで、決して難しい事ではありません。
 
 また、それを意識して使うことにより、アクセルの踏み方が上達することでしょう。
 
 実際に 「 運転が上手くなった 」 と、まわりの知人やご家族など同乗者から言われるようになったと
 ご報告例を多数頂いております。 ( みなさんからのご感想はこちら
 
 
 
 
 ※ SI-DRIVE オート化ユニットの 「 上手な取り付け方 」 につきましては、こちらをご覧下さい
 
 

 

備考

 
 ※ 記事掲載日 : 2017/06/07

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