タービン交換で今までより多く過給させれば、当然その分に見合った燃料を送らなければならない。 やはりノーマル燃料ポンプでは少々不安なので、吐出量の多い C 型用に交換します。 ↑ 燃料ポンプはリヤシートの背もたれ部分のすぐ後にある。 左の写真の ○ の部分のカバーを開けると、燃料ポンプを外すためのハッチがあります。 ※ 私のGDBは、リヤシート部分を可倒式に変更したため、通常と見た目が違います。 上の写真はリヤシート部分をクルマの右側前方 ( 運転席側 ) より見たところ。 ↑ カバーを外し、さらに中にある燃料ポンプを外す。 ※ 燃料ポンプの脱着など、ガソリンが外気にふれるような作業をする場合、 火気に充分に気を付け、静電気などで火花が飛ばないようにアースを取ったり、 気化したガスがこもらないように換気を行いましょう。 一応念のために書いておきますが、個人で行うのはとても危険 です。 熊谷店のような信頼のおけるショップに任せる ことがお奨めですね。 ↑ ポンプを外したところ。 ↑ 吐出量の多い C型用のポンプ ( 吐出量165L/h ) と交換します。 ちなみに、A 〜 B 型までのノーマル燃料ポンプの吐出量は 130L/h ぐらい。 STi 製の強化タイプ品の 「 高性能フューエルポンプ 」 だと 180L/h 。 ちょうど、STi 製の強化タイプ品と B 型用純正品の中間的存在と言えますね。 ただし、STi 製の強化タイプ品は、42,000円もするので非常に高価なのですが、 C型用のポンプは お財布に余裕がある場合は、STi 製の強化タイプ品を選ぶのも良いでしょう。 また、さらに上の、STi 製 「 競技用フューエルポンプ (50,000円) 」 をチョイスすれば、 燃料片寄り防止も出来て、言うこと無しですね。(^^ゞ |
ZERO SPORTS では、単にタービンキットだけではなく、このタービンパワーを活かすための トータルチューニングのメニューも用意しているそうです。 パワーだけ上げたらクルマの総合的なバランスが崩れちゃうからね。 当然、足周り系のパーツなども含めて、パワーに見合ったチューニングが各部に要求される。 自分のGDBに合わせて、不足部分だけをチョイスし、総合的なチューンでバランス良く仕上げよう。 私もそのメニューの中から、いつくか ZERO SPORTS お奨めアイテムを導入しましたので、 今後、徐々にレポートとしてまとめて行こうと思います。( 下の写真はその一部 ) ↑ ZERO SPORTS 製 エアインテークパイプ ( 写真:左 ) と、スタビライザー( 写真:右 ) ↑ オイルと冷却水を入れて、さあ、いよいよ、エンジンを回し始めるぞ! 総合的に ” ZERO SPORTS の味 ” を知る意味で、オイルも ZERO SPORTS のモノを入れてみた。 ここまで統一する事で、「 それでこそ、徹底検証! 」 って実感が湧いて来ますよね。(笑) グレードは 15W−50 で、使った量は 5リッターです。 オイルパン形状が変わった分、入った量はノーマルB型と比べてやや少な目のようでした。 オイルを入れたら IG 電源系のヒューズを抜き、点火プラグに火が飛ばないようにして、 セルを回してクランキング。 オイルパンを交換したし、タービンも脱着交換しているので、よくセルを回してオイルを 循環させないとね。 ここは、はやる気持ちをグッと抑えて丹念にクランキングだ。(^^ゞ もちろん私のGDBは小型バッテリーに入れ換えてあるから、クランキングをする時は バッテリーが上がらないよう充分に気を付けながら回してやります。 さあ、充分にオイルを循環させてやったら、いよいよエンジンに火を入れる!! 実際ここからが、いいところなんだけど(笑)、今回のレポートはここまでにしておきましょう。(^^ゞ ※ とりあえず次回まで、慣らし運転と、オイル&冷却水の漏れが無いか念入りチェックです。 このあたりはじっくり念入りにやらないとね! (^-^)v |
次回は、ダイノパック式シャーシダイナモで、データを採りながらECUセッティングだ! ティーゲット社・社長の境さんをお呼びして、F-conS をセッティングして頂きます。 タービンを入れ換えちゃうと特性も変わるから、もう、リセッティングの範囲じゃないだろうね(^^ゞ 燃調マップを新規で作ってもらうぐらい、大幅な変更になりそうだ。 果たして何馬力でるのだろか?! もちろんパワーだけでなく、その特性や、吹け具合など、気になっちゃうよね! お楽しみに〜 (^-^)ノ |
ZERO/SPORTS 「 GDB-A〜B型用ハイパフォーマンスツインスクロールタービンキット 」 キット詳細や価格等のお問い合わせ先 : → メーカー : ZERO/SPORTS ( ホームページはこちら ) → 販売店 : スーパーオートバックス熊谷店 ( スーパーオートバックスのホームページ ) 埼玉県熊谷市大字肥塚1355-1 TEL 048-527-6855 担当・堀川マネージャーさん ※ キット名は仮称です。製品版では変わるかも知れません。 ※ 記事に使ったキットの一部は試作品、または C 型用パーツの流用です。 製品版では多少異なる場合があるかも知れません。 |
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