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エンジン系:長期連載企画 HKS・F-con 安心ECUチューニング【 第4話 】
 
F-conS → F-conSZ にバージョンアップ & エアフロチューン Part.1
 
 ▼ F-conS → F-conSZ にバージョンアップ
 
 ZERO/SPORTS 製のスペシャルタービンキット の検証にも書きましたが、あの時あえて
 やらなかったのが 「 剥き出しタイプのエアクリ 」 の装着。。。。
 
 インプレッサはGC8のF型以降、エアフロが高性能だけど繊細なモノになったために
 社外のエアクリを装着するとエアフロセンサーを傷めてしまう事がありました。
 
 まあ、それでも現在ではそれなりに対策もされてきたようで、以前と比べると
 そう言った話自体が段々と少なくなり、交換しても大丈夫な社外のモノも随分と出回って
 来ていますが、、、、 ただ、それでもやっぱり純正形状でない剥き出しタイプのモノだと、
 多少なりとも不安が残るのは否めないところかな。。。。。(^^;; ヒヤアセ
 それであえて前回の検証では、純正形状のエアクリのままにしたワケです。(^^ゞ
 
 チューニングって、パワーアップとかも大事だけれど、なるべく心配事を少なくするのも
 大事だと思うんですよね。 乗ってて安心できないと、精神衛生上、よくないしね(笑)
 チューンドカーを乗る上で、やっぱり ” 気持ち ” って大事だと思うんです。
 
 そう言えばエアフロの事で、もうひとつ気になっている事があるんですよ。(^^ゞポリポリ
 それはECUチューニングを始めた時から記事に書いてきたことなんですが、
 私のGDBの場合、最もパワーの出る高回転域で 1.2k 以上のブースト圧をかけると
 吸気量がエアフロセンサーの計測範囲をオーバーしてしまうんですよね。
 俗に言うところの 「 容量不足 」 ってやつです。。。。 (^^ゞ
 
 今のところ、エアフロ容量不足はセッティングでカバーしているので、
 差し迫った問題があるワケじゃあ無いんだけれど、出来ればやっぱり容量不足を
 解消しておきたいと思うのが正直なところ。
 
  「 丈夫で容量的にもカバーできるエアフロ に換えたい! 」
 
 前回のスペシャルタービンキットの検証から、それを強く意識するようになりました。

 ただし、他車用のエアフロに換えれば、ECUに送られる信号も違ってくるので
 それをインプレッサに適した信号へと変換する必要が出てきます。
 
 今使っている F-conS だとエアフロ値までは変換できないので、F-conS だけではエアフロを
 全く別のモノと交換するのは無理だったのですが、新たにエアフロ変換機能が搭載された
 後継機の F-conSZ では、それが可能になっています。
 
 って、ことで、F-conSZ にバージョンアップを行おうと計画勃発! (^-^)v
 
  
 
 ↑ F-conS の後継機 F-conSZ 。
 
   新しく買い換えなくても、F-conS からバージョンアップが可能。
 
   ( バージョンアップ費用は地域差もあるようなので、直接取扱店に聞いて下さい。 )
 
   ちなみに F-conS も、F-conSZ も、機械的には同じのようです。
   この2つの大きな違いは、中の機械を制御するソフトウェアが違うとのこと。
 
   「 バージョンアップ = 中のソフトの入れ換え 」 って事ですね。(^-^)v
 
 
   2004/01/30 追記 -------------------------------------------------------------
 
    上記のバージョンアップは一般的なお話で、GDBなどの一部の車両用では
    中の機械を部分的に交換する事もあるようです。(^^ゞ
    
   ----------------------------------------------------------------------------
 
 
 
 
 ↑ スーパーオートバックス熊谷店の堀川さん。
 
  「 チューニングがある程度の段階まで進むと、やっぱりノーマルエアフロだと限界があります。
   本来なら F-con V Pro と、その F-con V Pro の持つ機能を使ってエアフロレス化を行うのが
   良いのですが、いきなり F-con V Pro と言うのも、さすがに迷うこともありますよね。
   純正と同様にエアフロありの制御でチューニングを進めたい場合、F-conSZ を使って
   新たに加わったエアフロ変換機能を利用し、容量が大きくて実績のある壊れにくいタイプの
   エアフロに交換してみると良いと思います。 ( 堀川氏・談 ) 」
  
 確かにそうなんだよね〜 (;^_^A アセアセ
 
 いきなり ” エアフロレス化 ” って言われても、気持ち的にも敷居が高いよね(笑) (^^ゞポリポリ
 冒頭でも書いたけど、” チューニングに対する気持ち ” って大切だと思うから、
 自分の考えにあったステップアップを選んで行きたいよね。
 それが本当の意味でバランス良いチューニングってことなんだと思うんです。
 
 一気に F-con V Pro へと行っちゃう前に、やれる事は色々やっておきたいしね! (^-^)v
 
 
 
 ▼ エアフロチューン
 
 さて、F-conSZ にバージョンアップすれば社外のエアフロを使えるようになるワケですが、まず、
 
  「 じゃあ、いったいエアフロはどれを選ぶの? 」
 
 って事になるよね。(^^ゞ
 
 もともと交換の目的は、” 丈夫なモノ ” だから、他車種で一般的に定番として
 よく使われているモノが良いだろう。 なんと言っても実績に勝る安心は無いからね!
 
 そこで選んだのは、↓ これ、Z32エアフロ。 エアフロチューンの定番中の定番だ(笑)
 
  
 
  ↑ エアフロチューンの定番、Z32エアフロ。
    別車種に取付る事を前提に扱っているショップが多く、コネクターセット等も出回っている。
 
 
 それと、もう1つの目的は、” 容量不足 ” の解消。
 先にも書いた通り、ノーマルエアフロは信号的に容量不足でしたから、ブースト圧 1.2k 以上になると
 計測範囲を超えて測りきれませんでした。
 そこから先はセッティングでカバーするしかなかったんですよね。(^^ゞ
 
 その点、このZ32エアフロなら、1つで400馬力ぐらいまでOKと言われていますので容量不足も
 らくらくカバー出来ると思います。
 
 容量不足から解放されれば、さらに安心で確実なECU制御が可能になってくると思います! (^-^)v
 
 
 
 【 エアクリの選択 】
 
  エアクリボックスを加工して、エアクリは純正形状そのまま、エアフロだけ交換ってパターンも
  あるとは思うんだけど、せっかく丈夫で実績のあるZ32エアフロを使うワケだから、
  エアクリはやっぱり剥き出しタイプをチョイスしたいね。
 
  もちろん剥き出しタイプにすると、そのままではボンネット内の熱いエアを吸ってしまうから
  フレッシュエアを取り込めるように導風用のダクトなんかも考えなきゃならないけれど、
  それはそれで、今後の研究課題にもなるからね(笑)
  まあ、このあたりの事は後々考えるとして、とりあえずレスポンス&パフォーマンス優先で
  進めて行こうと思います。(^^ゞ
 
  ・・・と、言う事でエアクリは、ZERO/SPORTS 製の剥き出しタイプ を使うことにしました。
 
  理由は簡単、なぜなら、Z32エアフロに無加工でポン付け出来るからだ (^-^)v
 
  
 
  ↑ ZERO/SPORTS 製の剥き出しタイプのエアクリ ( 製品名:スーパーダイレクトフロー )
 
  
 
  ↑ ZERO/SPORTS のキットには、ノーマルのエアフロセンサーを組み込むためのアダプターが
    同梱されています。( 上の写真 : 右下に写っている銀色の筒状のモノがそれです。 )
    ノーマルエアフロを使う場合は、このアダプターにセンサーだけ移植して使います。
 
  
 
  ↑ Z32エアフロと、エアクリキット付属のアダプターとの比較。
    多少、全長が異なるものの、取付ボルトの穴位置は同じ。 ポン付け可能だ!
    
     ※ 上の写真は、エアクリキット付属のパッキンをZ32エアフロに当てて穴位置の確認を
       しているところ。
 
 
 
  
 
 ↑ F-conS を外したところ( 上の写真:左 )
 
 早速、外した F-conS は、ティーゲット の境さん ( 上の写真:右 ) に預けました。
 境さんのほうから、メーカーに送ってバージョンアップを行ってもらいます。
 
 ここから数日、メーカーからバージョンアップされて戻ってくるのを待つことになります。
 
 ・・・と言うワケで、今回はここまでとゆーことで。。。。 (^-^)ノ
 
 
 
 【 次回は。。。 】
 
  せっかくお話が面白いところまで進んで来たんだけれど、メーカーから戻って来るのを
  しばらく ( 往復1週間ぐらいか?) 待つことになりるため、パーツの取り付けやセッティングなど
  ここから先は次回以降のお楽しみって事で勘弁して下さいね。 m(_ _)m
 
  次回は実際にZ32エアフロの取付作業等をレポートする予定です。
 
  それでは〜 (^-^)ノ
 
 
 
 
 
 
 ▼ 製品等に関するお問い合わせ先
 
  → メーカー( F-conSZ ) : HKS
 ( ホームページはこちら
 
 
 → メーカー( エアクリ ) : ZERO/SPORTS ( ホームページはこちら
 
  → 販売店 : スーパーオートバックス熊谷店 ( スーパーオートバックスのホームページ
 
         埼玉県熊谷市大字肥塚1355-1  TEL 048-527-6855  担当・堀川マネージャーさん
 
     ★ 私がいつもお世話になっている熊谷店です! 当サイトの超お奨めイチオシのショップ。
        チューンに対する知識、技術力など、量販店のレベルを遥かに超えています。
 
  → 現車セッティング : ティーゲット ( ホームページはこちら
 
     ★ HKS が認定する Pro ショップで、パワーライター店です。
 
     ★ F-con セッティングの達人・ティーゲットの境さんは、雑誌等でも活躍されています!
 
 
 
 【 スーパーオートバックス熊谷店について。。。 】
 
    
 
  公開セッティングパワーチェック大会 で、すでにお馴染みだと思いますが、
  スバルの聖地・群馬県太田市のすぐ近くにあり、チューンをするスバル車が常に多く集まって
  いますので、スバル車に対して 経験豊富 でお奨めですね〜
 
  もちろん、そう言った経験や情報だけでなく、まるで量販店とは思えない技術力と、
  ダイノパック式シャーシダイ など、非常に専門的な設備も整っていますので
  深く突っ込んだレベルの相談ができますし、安心してクルマを任せられます!
 
    ※ ダイノパック式 → 最近はダイナパックと呼ぶほうが一般的かな(^^ゞ
 
 
 ※ この記事は 2004/01/26 現在のモノです。
 
 
   IMPREZA-NET(インプレッサ ネット)