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HKS 製 EVC6 徹底攻略!
やりこみセッティング第4話 実走セッティング(2)

 
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 ▼ HKS 製 EVC6 徹底攻略! やりこみセッティング第4話 実走セッティング(2)
 
 EVC6 本編第4話、実走セッティング編の2回目。
 前回の続きです〜
 
 
 【 これまでの記事 】
 
  期待の最新ブーストコントローラー HKS 製 EVC6 その1 ( ブログ )
  期待の最新ブーストコントローラー HKS 製 EVC6 その2 ( ブログ )
 
  HKS 製 EVC6 徹底攻略! やりこみセッティング第1話 取付詳細編
  HKS 製 EVC6 徹底攻略! やりこみセッティング第2話 設定編
  HKS 製 EVC6 徹底攻略! やりこみセッティング第3話 実走セッティング(1)
 
 
 
 ■ オフセットマップ補正
 
  実走で判ったブースト値のズレ。
  まず基本的に季節によって異なる気温差からブーストのかかり具合に変化が起きて値がズレます。
  また、車のいじり具合や車自体の個体差など、様々な要因から設定と実際のブースト値はズレてしまう
  場合があります。
 
  私の GRB は前回のレポートにも書いたように基本ブースト設定 125kPa 、4速以上のギアで
  走らせると実ブーストは 135kPa ぐらいになり、この季節 ( 冬 ) では最大側で 10kPaほどズレます。
 
  このズレを修正するには基本オフセットの値を 95ぐらいにすると最大値が上手く合ってきますが、
  その代わりオフセット変更してしまうと ブーストの立ち上がりにも影響が出てしまいます。
 
  EVC5 以降では、オフセット変更によるブーストの立ち上がり変化は少なくなっているようですが
  オフセット変更により到達目標点を下げてしまうと、そこへ向かうカーブも緩やかになってしまう事から
  少なからずブーストの立ち上がりに影響を与えてしまうようです。( HKS に確認済み )
 
  出来るだけ立ち上がりの鋭さを無くさずにズレを修正するには、基本オフセット値を 100 のままにして
  オフセット補正マップを使って部分的にいじってやるのが良さそうです。
 
  ↓ とりあえず、雰囲気で入力してみたのがこれ。(^^ゞ
    走らせながら微調整を行おうと思います。
 
  
  ( ↑ オフセットの補正マップ )
 
  まあ、実際のところ 「 アクセル開度 x 回転数 」 のマップだけで全ての状況に適合させるのは
  かなり難しいですが、最大側でオフセット値 95の補正というのを基に入れてみました。 
 
  アクセル 40%以下、エンジン 5000回転以下のところは、ちょっと遊びといいますか、
  オフセット値をわざと上げて 「 ブーストの立ち上がり 」 の強化が目的です。
  通常、よく使う領域のパワー底上げ って感じですね。
  ( オフセットを上げると到達目標点が上がる → そこへ向かうカーブがきつくなる → 鋭くなる )
 
  ただし、このアクセル開度 & エンジン回転域は、高速道路などを巡航する時も使う領域なので
  高速道路走行時に高ブーストにならないようアクセルの踏み方に注意が必要。
 
 
 ■ サンプリングタイム設定
 
  
 
  前回の配管の見直しによってオーバーシュート発生率が上がってきたようなので、
  サンプリングタイム設定を 3 → 4 の既定値に戻しました。
 
 
 ■ 各ブーストモードの使い分け
 
     
 
  現在、私は 3つあるブーストモードを以下のように使い分けています。
 
   モード A 〜 B は基本ブースト値 125kPa 、モード C は 110kPa 。
 
   モード A はメインで進めているセッティング用で、いつも色々と数値を変えて試しています。
 
   しかし、色々いじり回していると段々混乱して判らなくなって来ることがありますので、
   原点とでも言いますか、基準用として モード B は補正なしの基本設定のみにしています。
   常にこのモード B と走り比べることで、セッティングが良くなった、または、逆に悪くなったなど
   判断するための基準に利用しています。
 
   モード C は実験用に使ってます。
   例えば、同じ 125kPa でも、
    基本 125 + 補正  0 = 125 の場合と、
    基本 110 + 補正 15 = 125 の場合では
   実際ブーストのかかり具合に違いが出るのか? …と言ったような実験ね。
 
   あとは、燃費重視や変則的なフィーリングを得るセッティングの実験とか。
 
   なお、ある程度セッティングが固まったら、モード A は春・秋用、モード B は夏用、モード C は冬用と
   いった具合に季節毎に起きるブーストのかかり具合に応じたモード切替に使いたいと考えています。 
 
  現状での各モードの具体的な設定は、下記を参考にして下さい。
  
 
 
  【 ブーストモード A 】
 
    
   ( ↑ 左はブースト補正マップ、右はオフセットの補正マップです )
 
   現在は、基本ブースト 125kPa + 最大補正 23で、最大目標 148kPa になる設定。
   ただし、アクセル 40%以下、エンジン 5000回転以下の部分はオフセットを上げて
   ブーストが高めになる ( 立ち上がりを鋭くさせる ) ようにしています。
 
 
  【 ブーストモード B 】
 
    
   ( ↑ 左はブースト補正マップ、右はオフセットの補正マップです )
 
   基本ブースト 125kPa 、補正なし、オフセットなし。
   セッティング比較用として使ってます。
 
 
  【 ブーストモード C 】
 
   実験用に使用していて、最初に行った実験はブーストのかかり具合の確認。
   EVC6 でのブースト制御は、
 
    ( 基本ブースト値 + ブースト補正マップ値 ) × オフセットマップ補正値
 
   という計算方法によって処理されています。( HKS で確認しました )
 
   ですので、例えば、
 
     基本 125 + 補正  0 = 125
     基本 110 + 補正 15 = 125
 
   のいずれの設定でも理論上結果は同じになるワケですが、本当に理論通りブーストのかかり具合が
   同じになるのか知りたくて始めたセッティングです。
 
   結論は、、、、あくまでも私的にですが、微妙にブーストのかかり方が違うような気がします。(^^ゞ
   これはそのうち機会があればパワー計測して調べてみたいと思います。
 
 
   次に行ったのは ↓ このセッティングで、燃費向上とパワーアップの両立化を実験。
 
    
   ( ↑ 左はブースト補正マップ、右はオフセットの補正マップです )
 
   常用領域である アクセル 60%以下、エンジン 5000回転以下のブースト補正値を低めに変更し
   多少なりとも燃費が良くなる ( と思われる ) セッティング。 (^^ゞ
   よく使う領域のブーストを抑えれば、当然ながら燃料の消費も抑えられるって仕組みです。
 
   また、高回転域、もしくはベタ踏みに近くなると急激にブースト値も高まるため、ドッカンターボ的で
   変則型な味付けになっています。
 
   常用領域では燃費向上、限界領域ではグワッとパワーが出るセッティング。
   踏み方を上手く使い分け、個性的なフィーリングを求める人にも良いかも。
 
 
 
 次回へ続く。。。 m(_ _)m
 
 
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 ※ 記事掲載日 : 2012/02/29
 
 
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